フランス大学生活のはじまり

これから書く内容は、あくまで私が体験した怖い話(!)なので、他の大学や専門学校に通う方にはまったく当てはまらないかもしれません。
不幸にも私と同じ状況に陥ってしまった方の参考になれば幸いです。
パリ第8大学に編入して、びっくりしたことは、
・誰も正確な履修要項を知らない
・先生と事務それぞれで授業履修登録の作業がある
・生徒数に制限があり、授業によっては30分以上前から教室の前に並んで席取りをしなければならない
一応、新学期前のオリエンテーションはあったのですが、あくまで新入生のL1向けのもの。
履修要項の書いたパンフレットを読んでも、、
「どの授業を取れば、この単位を取れたことになるの?」
「卒業プロジェクトは、XX先生の指導に従えって書いてあるけど、先生一人で100人以上の生徒のプロジェクト見るの?」
「卒業プロジェクトが1学期の履修単位になってるけど2学期は何するの?」
このように、まったく当てになりません。
そして、平日のうち3日は10時-12時半までしか空いていない事務局に聞きにいくと、、
「Je ne sais pas. 」
うん、お姉さんが知らないなら同級生のフランス人も知るわけないよね!
けれど、黙っていても誰も教えてくれない、、
聞いてまわるしかないのです。
授業1週目は、単位についてあらゆる噂が飛び交います。
あくまで個人的体験ですが、中国人ネットワークはすごいです。
絶対人が多いので、同じ学部の先輩などの人数も必然的に増えるようです。
履修システム、卒論、どの先生の授業が単位が取りやすいかまで、
なんて集合知。中国すげえ。
けれど、最終的な正確な情報はsecretariatでしか分からないので、気になることがあれば毎日でもsecretariatに確認しにいきましょう。
このように、secretariatは日本の大学の半分以下の機能しか持っていません。爆
そのしわ寄せは、、私たち生徒と先生にきます。
公立の大学では、inscription pedagogique(履修登録)は、10月後半にならないとはじまらないようです。
つまり、先生は自身で生徒の名簿を作らなければならない。
=私たちも、二つともに自分が履修していると証明しておかなければならない。
教員不足なのか教室不足なのか生徒が多すぎるのか、授業はつねにパンパンでイスがありません。場合によってはイスが足りず、地べたに座って2時間半の授業を受けることも。
コンピュータを使う授業では、生徒が50人以上つめかけているのにもかかわらず、最初に入ってきた25人しか取りません!どーん!みたいな方針の先生もいます。
イス取りゲームさながら、公平とは言い難い状況での空席確保>40人前後の生徒が手書きで名前と学績番号を記入していく。
手書きでの履修登録、、日本の大学時代ネットでポチって履修登録していた私には、かなりショッキングでした。
これはsecretariatのinscriptionが早め完了すればまったく必要のない作業じゃないでしょうか。
無駄すぎる。アジアの留学生驚愕。ついでにエラスムスで来ているヨーロッパ人も驚愕。
フランスがストの国で、議論の国なのは、こういう不条理な状況が蔓延していて、戦わざるを得ないからじゃないだろうか、、と、いじわるなことを思ってしまいました。
解決策は、
・誰でもいいから聞きまくれ!友達を作れ!
これにつきます。当たり前のようで大切です。
おおげさですが、大学という小さなコミュニティの中でさえ、本当に何も分からない。日本の当たり前は全然通用しない。
オリエンテーションでもらった授業開始日がいきなり1週間もずれて「集中講義」という授業がはじまり、 初日に用事があり受けられなかったら、その後の参加はすべて拒否される、とか、、新学期の始まる前に集中講義って、何のやねん?ってなりませんか?
そもそも最初は、Secretariatに聞けば良いということさえも分からない。授業がはじまっていないので友達も作りようがなく、情報が何もはいってこない。
どうやらSecretariatに聞けばいいらしい、ということを知っても、頭の中が???でいっぱいで、質問がまとまらず、何回もいくはめになる。
とにかく下手くそなフランス語だろうが、タメ息つかれようが何回もいく!
最初捨てられた子犬のように不安だった私も、2週間もすれば顔見知りができ、アジア人のチームワークで情報交換できるようになったので、なんとかなります!

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