渡仏後2年の記録

フランスに来て2年半。これまでの成果を書いてみます。

出発時の2015年秋時点での

渡仏前に28歳の目標にしていたのは、

院を卒業して、フランスでアートの仕事をしていること

「アートの仕事」って、大雑把すぎますが、当時の私(関西という東京に比べて圧倒的にマーケットが小さい、しかも美大ではなく四大出身)には、どういう仕事があるのか?そもそもそれで生計が立てられるのか?というイメージが全くわかず、外国で修士取れたら評価されるやろ!というぼやっとした希望だけで渡仏しました。

その後、色々な人と色々な「アートに関わる」仕事をして、少しずつ本当に自分が望むことが見えてきました。

フランスに来て分岐点となった3つの仕事

– 1. 大きな施設でのアーティストの作品プロダクションアシスタント、通訳などの仕事

2. ギャラリーでのフルタイムでの半年のインターン

3. なかば夢だったフランスで「アートの仕事」で一応一人前にお金をもらえる仕事

この3つを経験して、自分がやりたいこと・大切にしたいこととして以下の点がクリアになりました。

それは、アートに関わっていればどんな仕事でも満足できる訳ではなく、「自分がかっこいいと思うアート」の展覧会の準備・制作段階に関わりたいこと。

つまりキュレターやプロデューサーなどのオーガナイズサイドか、展覧会場自体を作る仕事ということです。

キュレーターやプロデューサーという「夢の仕事」にはおそらく時間がかかるので、その間お金を稼ぐためにも作品や展覧会場のプロダクション側で仕事を見つける必要があります。

恐らく、見える人には20代前半で見えることでしょうが、これがクリアになったことは自分にとって大きな進歩でした。

フランス語について

結論から言うと、まだまだまだまだ勉強が足りない、、!ということです。

もちろん少しずつ上達はしてるのですが、私はおしゃべりは好きだけど外国語で本を読んだり書いたりするのがすごく苦手。

新しい環境に飛び込むたびに、「よくこんなフランス語で生きてるな、、」とガンガン落ち込みます。

でも、落ち込んでいると、上手くしゃべれなくなって、自身なさそうに見えて、コストパフォーマンスがとても下がってしまいます。

そうすると、相手からも信用されにくくなってしまい、あげくナメられてしまったりして、あまり良い結果はもたらしません。

なので、落ち込むのはやめて、毎日一つでも新しい単語や表現が覚えられたらOK、誰かと話して間違いが分かったらOK、ということにしています。

フランス語当面の目標

初心に帰って、毎日ディクテをする。

勝手にネイティブと比べて落ち込まない。でも私よりハイパーできる外国人たちはたくさんいるので、そのレベルまで持っていくこと。

職場には、ネイティヴじゃなくてもCDIで働いている人もいる(まあこれは二重国籍取れるとかの理由があるし、簡単には比べられないんですが)し、ロシア人なのにカナダ人だと思われる子(フランス語が上手すぎて、ちょっとだけあるアクセントによってフランス語圏の人だと勘違いされるということ)がいます。

人生について

毎日本当に必死だし、自分が外国人だっていう孤独とか、将来の不安とかももちろんあります。

でも、悩みや不安はどこでどんな生活をしていても尽きないもの。私は私の人生がとても気に入っています。

これは、日本人らしく日本で生きていたとき、持つことができなかった感覚でした。

いつも「もっとすごい人」と自分を比べて、自分なんかダメだと不貞腐れていました。

そんなことで自分の心を殺して、時間を使うくらいなら、自分で決めた人生の目標に向けて日々生きる方がいいなと思っています。

こんな感じで、課題山積みなのですが、諦めるのはまだ早い!これからも人生楽しみます。