《Follia Continua!》 cent quatre paris

すっかりパリのアートセンターとして定着した104(cent quatre)。
フリースペースや書店、カフェもあるので、若者がダンスや演劇の練習をしたり、小さい子を連れた家族が訪れたりと、中心から外れたパリ19区にもかかわらず活気がある施設。

イタリアのトスカーナ州、サン・ジミニャーノに1990年にオープンしたギャラリー、
GALLERIACONTINUAの25周年の回顧展。
現在は北京、パリ近郊のLes Moulins、キューバのハバナにもギャラリーを展開している。
25年間で製作されたアーティストたちの作品が一堂に展示された今回の企画。
作家は、艾未未、Anish Kapoor、杉本博司、とても国際的なラインナップ。

Michelangelo Pistoletto
3つの輪の調和と3つめの楽園を表現した作品。シンバルに見えているのは実はお鍋の蓋も混じっている。GALLERIACONTINUAでは子供たちがシンバルを叩きまくるワークショップも行われたよう。

Gu Dexin
バナナが腐ってる。中身は見えなかったけれど、生まれたての蝿が群がっていた。
牛や豚がホルマリンに漬けられているのに慣れっこになってしまった私たちにも、腐ったものに対する敏感な嗅覚が残っている。

Shilpa Gupta
様々な理由から、名前を変えた人々の写真。名前が変化というある種の《分裂》が表現されているかのよう。

Kan Xuan。蜘蛛が裸の男女の身体を駆け回る。バックグラウンドミュージックは子守唄というグロテクスさ。中国政府下で表現すること、裸であることが意味するものとは、、?

この密度はすごい!と思った。見応えのある作品たちが凝縮されている。

展示空間としては、作品をただ羅列しただけの展示といったかんじ。
収まる場所にそれぞれの作品が置かれただけという印象を受けた。
Anish Kapoorをはじめ、展示方法で台無しにされた作品も多少あった。

一番の問題は、展覧会のテーマ。
この展覧会を見て、GALLERIACONTINUAについて何を知れるだろうか?
パンフレットの紹介だけでは、このギャラリーの魅力は分からなかった。

==============
Follia Continua! 

9月26日 – 11月22日
Le CENTQUATRE-PARIS
M7 -Riquet
水-日曜日 14h-19h
9€ (30歳以下は6€)

==============

にほんブログ村 海外生活ブログ パリ情報へ
にほんブログ村