Haris Epaminonda 《VOL. XVI 》Le plateau Paris

アートブログと銘打っておきながら、まったくパリのアートシーンのレポートできてないがな!
ということで、少しずつ書いていくぞ~!
 
Haris Epaminondaは、キプロス出身、ベルリン在住の作家。
作家の個人コレクションである写真や陶器、茶道道具などredy madeのオブジェが並べられたインスタレーション。
今回の展示は、「曖昧さ」「偶然」がキータームではないかと感じた。

水曜日と日曜日に展覧会に訪れた観客は、茶室をモチーフにしたインスタレーションの中に日本人のおじいさんが居るのを目撃する。
老人は、歩き回りながら、作品と展示空間の境界をどんどん侵食してゆく。
 
あまりにもナチュラルに作品に入り込んでいるこの老人を見て、作家本人では?と勘違いする観客もいるとのこと。
茶室でお茶を飲んだり、寝ていたり、石を磨いていたり、砂を集めては崩していたり。
無意味に見える動作の繰り返し。
その反復行為が、展示空間の時間の流れを変えている。
実は同じ頃、Le plateauからそれほど遠くないParc des Buttes-Chaumont(ビュットショーモン公園)で、二人の日本人女性が着物を来て歩いている。

異なった二つの空間で、同じリズムで動いているパフォーマーたちの存在は、実はほとんど公表されていない。
 
もし来場者がパフォーマーたちと出会えたら、それは偶然でしかない。
その余りにも脆い未完成な状態が、作家が並べたエキゾチックな作品空間とリンクしている。
 
 
 
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Haris Epaminonda 
“VOL. XVI”
9月24日 – 12月6日
M 11 – Jourdain

M7bis – Buttes – Chaumont
無料

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